history 史実

最も優れた指導者の辿る
悲劇の終焉

歴代の総隊長の中で最も強く
最も気高く
最も優しかった男

そして最後の総隊長となった男。

彼が猟団を統治することで
かつてない盤石を得たかと思われた矢先

未確認の敵対組織による襲撃を許すこととなる。

辛くも襲撃を退けるも
その手口、団内を熟知した攻城手順

内通者がいることは明白だった。

見えざる敵
疲弊する団員達
陥る疑心暗鬼
彼らの力をもってしても
瓦解を阻止することは不可能だった。

彼らの崩壊が目的だったかのように
見えざる敵もまた
姿を消した。


が、しかし

彼らは各地へ散りながらも
深く根をはり
再び集結するその日まで

その篝火を絶やしてはいなかった。